社会における弱点が、次の世代におけるストロングポイントになる例はいくらでもある。
会社においても同じ。個人においてもまた同じ。皮肉なものだ・・・・。
王政が最も厳しかったフランスで、革命が起きて、現代の人権が生まれた。
王政が最も厳しかったからこそ、市民革命が生まれるエネルギーが蓄えられた。
産業革命は、イギリスの田舎町で起きた、人材もお金も多くあったロンドンでは無い。
日本も太平洋戦争に負けて、航空機産業が解体されたことで、人材が流動化し、自動車産業が勃興した。
会社の弱点を何とか克服しようと努力したことで、それが強みになった。
人生において、苦労したことが、人生の糧となり、大きく成長した。
だから、今うまく行っていないことを悪い事と決めつけない。
今うまくいっていないことが、いい事かもしれない。
いや、今うまくいっていないことも、同時に相反する二面があることを認識し、反対面は何かを見極める。
逆もあって、今うまく行っていることも、反対面は何かを見極める必要がある。
そうすれば、将来に訪れるマイナス面を小さく制御できる。
だから、いい悪いを決めつけないこと。
自分自身で決めつけることで、原理原則が見えなくなってしまう。
せっかくのプラス面を見失ってしまう。将来のマイナスを見落としてしまう。
事実を事実として受け入れ、相反する二面を見極める。
そうすればあなたは、常に成長するネタを持ち続けることになる。
あなたは、常にリスクを回避するチャンスを持ち続けることになる。
だから、人生は楽しく豊かなものになる。
人生を大いに楽しんでください。
意識すれば今から楽しめますよ・・・・・。